今回は、食べる、という動詞の対象焦点を見ていきます。対象焦点の動詞を使うことにより、行為の対象となる物に焦点が当たります。また、対象焦点にも相がありますので、それぞれの相について例文で見ていきます。
例文
(不定相)
Kainin natin ang fried chicken. フライドチキンを食べよう。
同じ意味の行為者焦点の文は、Kain tayo ng fried chicken. です。対比すると、対象焦点では動詞の後の主語が所有格となる点と、さらにその後の ng が ang に置き換わる点が異なります。
(未然相)
Kakainin ko ang fried chicken. フライドチキンを私は食べるところです。
行為者焦点の場合は、Kumakain ako ng fried chicken. です。焦点の外れた ako は ko となり、ng は ang となります。以下、未完了相、完了相でも同様です。
(未完了相)
Kinakain nila ang fried chicken. フライドチキンを彼らは食べています。
(完了相)
Kinain mo ang fried chicken. フライドチキンをあなたは食べました。
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