文の中で焦点が置かれる名詞はang形となります。今回は、普通名詞と人名について見ていきます。
■普通名詞(単数形)
単数形の普通名詞には、ang が置かれます。
Mura ang meryenda. そのおやつは安い。
Kumain ang aso ng manok. その犬は鶏肉を食べた。
■普通名詞(複数形)
複数形の普通名詞には、ang mga が置かれます。
Masarap ang mga meryenda. それらのおやつはおいしい。
Kumain ang mga aso ng manok. その犬は鶏肉を食べた。
■人名(単数形)
人名の前には、si が置かれます。
Matangkad si Ben. ベンは背が高い。
Kumain si Ben ng manok. ベンは鶏肉を食べた。
■人名(複数形)
~(人名)たち という場合は、si に代えて sina が置かれます。
Matangkad sina Ben. ベンたちは背が高い。
Kumain sina Ben ng manok. ベンたちは鶏肉を食べた。
■人を表す普通名詞
父、母や、医者、弁護士など、人を表す普通名詞には、ang と si のいずれかが置かれます。ang は面識のない人に用いられることが多く、si は名詞を人名に置き換えても不自然でない家族や知人などに用いられます。
Matalino ang doktor. その医者は頭が良い。
Matalino ang mga doktor. その医者たちは頭が良い。
Mabait si kuya. お兄さんは優しい。
Mabait sina tatay. お父さんたちは優しい。
(人を表す普通名詞の例)
lolo:祖父
lola:祖母
tatay:父
nanay:母
kuya:お兄さん
ate:お姉さん
anak:息子/娘
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